在宅ワークになって、やる気がなくなった。
自宅だと人の目がなくてダラけてしまう。
在宅ワークで今までと同じような生産性を維持できるか不安。
生活様式の変化による在宅ワークで、思うように仕事が進まないと悩んでいませんか?
実はこの悩み、あなただけでなく、多くの人も同じく感じているんです。しかし、ちょっとした工夫でモチベーションを低下させず、業務の生産性を維持できる方法があります。
今回は、在宅ワークのモチベーションを維持するコツを5つ紹介します。是非試して、仕事のやる気を上げてください!
ライター:earth
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在宅ワークでモチベーションが低下した人は全体の約4割
在宅ワークで、いつもよりやる気・モチベーションが出ない。
こういった悩みを持つ人は結構います。ある調査によると、在宅ワークを始めてから約4割の人が、モチベーションが下がったということが明らかになりました。
この調査では、在宅勤務率80%以上の人を対象に行ったものです。『業務に対する集中力・モチベーション』について、在宅ワークをする前と後の変化を調査しました。その結果、若年層社員の約4割(34%)が業務に対するモチベーションが減ったと回答しました。
特に20代では38%、30代では32%の人が、モチベーションが減った・やや減ったと報告しています。モチベーションが下がったということは、仕事の生産性の低下にそのままつながるので、在宅ワークをする以前よりも、生産性が低下したということになります。
モチベーションが減少した人の約半数が、業務量と業務時間が減ったと回答しました。
これはモチベーションが低いから業務量や業務時間が少なくなったとも考えられますが、一方で業務量・業務時間が少ないためなかなかモチベーションが上がらない、とも解釈できます。
つまり、人の目がなくのんびりできる自宅では気持ちを仕事モードに切り替えることができず、業務量・業務時間が少なくなってしまうということなんですね。
参考:株式会社empheal
在宅ワークでモチベーションと生産性を維持する5つの方法
ではどうすれば、在宅ワークでモチベーションと生産性を維持できるのか。今回は5つの方法を紹介します。在宅でも仕事モードに気持ちを切り替えることができるテクニックを、ぜひ試してみてください。
仕事着に着替える
在宅ワークだからといって、部屋着で仕事していませんか?
もしそうなら、すぐに変えましょう!
オシャレな服装をすると自信がでるように、部屋着では仕事モードになかなか気持ちが切り替わりません。在宅であっても、仕事用の服装に着替えることで、気持ちを仕事に向けることができ、やる気が上がります。
実際に私もオンラインで会議などをするときは、スーツで出席していました。そのほうが気分も仕事モードになり、スッキリした気持ちで仕事に向かうことができたからです。
まずは形から。服装から仕事モードに切り替えましょう。
休憩時間を決める
休憩する時間はしっかりと設定して、その時間内で休憩するようにしましょう。なぜなら、時間を設定しないと、ダラダラと余計に休憩してしまうからです。
受験勉強をしたことがある人ならわかるかもしれませんが、「時間を設定せず、なんとなく休憩をとると、気づいたらダラダラしてしまっていた」というのは結構あるあるです。
実際に私も、『ちょっとだけ休憩』としていたつもりが、スマホやテレビを見てしまって、結局1時間以上もダラダラしてしまったこともあります。そうなると『もういっか~』となってしまい、生産性がガクッと落ちてしまいました。
また、一度ダラけてしまうと、もう一回気持ちを切り替えるのにも時間がかかってしまいます。
これからは、なんとなく休憩を取るのではなく、アラームなどで時間を設定して、休憩を短時間で済ます意識をつけましょう。そうすることによって、集中力が持続でき、生産性も上がります。
その日のうちにやることを決める
その日のやることをリスト化して、やることを明確に決めましょう。なぜなら、人はなにかを頑張るとき、目標やゴールがないと、なかなか前向きに努力できないからです。
例えばマラソンを走るとなった時、どの方向にどれくらい走ればいいか知らなければ、どこまで頑張ったらいいかわからず、なかなかふんばって走ることはできませんよね。
在宅ワークでも同じです。
せっかく気持ちを仕事モードに切り替えても、やることが明確でなければ、人の目もないため、さぼろうと思えばいくらでもさぼれてしまうのです。やることを決めることで、自分で自分を見張ることにつながり、やる気のアップが期待できます。
パソコンや壁に決まりを貼る
パソコンや壁など目の見えるところに、在宅ワークでの決まりを貼るようにしましょう。なぜなら、自分で作った決まりをどんなに心の中で意識したとしても、いずれ自分に言い訳して妥協してしまうからです。
ダイエットを決意した人も途中で挫折してしまうのは、いくら意識しても自分の中で言い訳を作ってしまい、ダイエットを始めたときの初心を忘れてしまうからですよね!
在宅ワークも、人の目もなく自由であるということは、言い換えると、どんどん言い訳を作れてしまう環境にあるということです。そういった甘えの環境を作らないために、自分で作った決まりを目に留まる場所に貼り、初心を忘れない工夫をしましょう。
誘惑になるものを置かない
仕事をするスペースにスマートフォンやテレビ、本、ゲームなどは置かないようにしましょう。人間、どんなに強い気持ちを持っても、近くに誘惑がある場合、それに耐えるためには相当な忍耐力が必要です。
もしあなたが過去に、勉強や部活、仕事などで自分に妥協してしまった経験がある場合は、誘惑になるものを仕事のスペースに置くのは厳禁です!
視界に入らなければ、誘惑されることもありませんので、仕事に100%集中することができます。
こんな在宅ワークはNG!モチベーション低下の落とし穴
モチベーションが下がるということは、モチベーションを下げる行動をしているということです。どんな行動がモチベーションを下げるマイナスの行動なのかを知ることで、モチベーションをなるべく下げないように工夫することができます。
ベッドやソファで仕事をする
映画やドラマで見るように、ベッドやソファで仕事をしたりしていませんか?
ベッドやソファは人が快適に寝たり、座ったりできるように作られています。
人は快適な場所では、眠くなったり、リラックスしたくなります。休憩する時ならいいですが、仕事など集中力が必要な作業の時は、そういった快適な空間にいない方が良いでしょう。自宅で仕事をする時は、在宅ワークになる前の姿勢や環境を再現すると集中力が下がらず、高い生産性を維持することができます。
タスクを後回しにする
まだ午前中だから大丈夫
今日は夜に頑張って仕事をしよう
面倒なことは後でやろう
なんて、やるべきことを後回しにしていませんか?
タスクを後回しにすると仕事が減らず、逆に新しい仕事が入るとタスク量が増えてしまいます。そうしてできた山のような仕事が目の前にあると、せっかくの高いやる気も失せてしまいます。
逆に、タスクを後回しにせずに取り組むことで、少しずつ仕事が終わっていく実感が得られて、どんどんやる気が高まり生産性が高まります。そして、タスクが終われば終わるほどやる気が上がる、という良い循環に入ります!
こういった循環に自分を入れるためにも、タスクは後回しにせずにすぐに取り掛かりましょう。
時間を決めずに休憩を取る
職場では休憩時間が決まっているのに、自宅ではまったくの自由!
それでは、モチベーションも生産性も上がりません。なぜなら、気分で休憩を取ってしまうと、知らず知らずのうちに多くの休憩を取ってしまうからです。3時間に1回というように休憩する時間を決めておけば、その3時間は高いモチベーションを保って業務に集中することができます。
しかし、疲れたら休憩を取るというようにしてしまうと、気づいたら予定よりも多く休憩する時間を取ってしまった、ということになりかねません。それでは、業務する時間自体が少なくなり、生産性がガクッと下がってしまいます。
【まとめ】在宅ワークのモチベーションは工夫次第で維持できる
自由な在宅ワークでも、工夫次第でそのモチベーションを維持することもできます。
重要なのは、職場のような環境を自宅でも極力再現することです。なぜなら自宅は心地よい空間であり、リラックスできる場所ですが、仕事をする場所としては気が緩みすぎてしまう場所だからです。
職場では服装や休憩する時間、仕事のリズムなどがありますよね。自宅でもそれを再現することができれば、職場と同じような生産性を維持できます。
人間は環境に左右される生き物です。やる気が上がる環境を工夫して作りましょう。小さな環境の変化が、大きな生産性を生むはずです!
『Cozy Home』
ライター:earth
私立高校で働く、副業ライターです!日々生徒たちともに学び、成長しています!