在宅ワークという言葉が、近年よく聞かれるようになっていますが、どのようなイメージを持っていますか?
主婦だと稼げなさそう、自信がないからできない、何していいかわからない…。そのような言葉が聞かれます。私もそういったマイナスイメージからのスタートでした。
結論からいうと、自宅でも何とかなります。育児してても何とかなります。
今はそのように考えています。
このコラムでは、専業主婦だった私が、なぜ在宅ワーカーという道を選んだかをお話します。仕事に出たいけど、家族の生活も支えたい!と思う方は参考にしてください。
ライター:MIZUsan
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私が専業主婦になった理由
もともと接客業をしていて、人と関わることが大好きだった私ですが、ほぼこの10年間(!)専業主婦として、家族の中での役割を担ってきました。
一番大きな理由は、子供です。
上の子が、出生児に体が小さく病気がちだったため、夫と今後の仕事について話し合い、私が専業主婦として家庭を支えるという結論に至りました。
保育園に預けながら仕事をしていると、どうしても急な呼び出しで仕事を休まざるを得ない状況が発生してしまいます。発熱とか、ケガとか…。
私がイライラしてしまいそうだったので、ゆったりと子供と接することもできる道を選びました。
そして、1歳半検診で上の子の発達がグレーゾーンだということが判明。絵を描くのが遅かったり急に走り出すのを止めたり…とハラハラする日々を送り、発達学級の幼児クラスに通ったりしました。
下の子を出産後も同じように育児を頑張りましたが、ヤンチャな上の子と違い、おっとりしていた下の子は手がかかりませんでした。
仕事をしたい欲求が…
拍子抜けするくらいアッサリしている、2人目育児。
どうしても仕事がしたくて夫と話し合い、子供を企業内託児所に預けて休憩なしの6時間勤務の仕事に出ることになりました。
夫は配送業についているので、ほぼ家にはいません。生活時間も少々異なります。
当時の生活時間を紹介します。
1人目が生まれてからは、大体こんな感じ。それが、仕事をするようになって次のように変わります。
正直いって、朝と夜がよくわからなくなっていました。
横になれる時はほんの5分でも横になるようにして、子供たちと遊びに行ける時は公園に行き、自覚のない疲れを溜め込んでいきました。
夫が家事を手伝ってくれることもあるのですが、やり方が違い、結局2度手間になることも。共働きのあるあるですよね。
風邪がきっかけで大変なことに!
このような生活を送っていて、自分の健康をかえりみなかった結果が出てきます。
健康維持についてまったく考えてこなかったため、ある時風邪をひきました。そして、熱が下がった後もダルさが取れず、匂いを感じなくなっていました。
自分でも変だなとは感じていたのですが、変にきつい匂いに悩まされるよりは良いかと思い、気に留めてはいませんでした。
違和感があるのに気に留めないというのは危険です!
ある日突然、目の前が暗くなり起き上がることが困難になりました。匂いがわからないため、自分が発するSOSに気がつかなかったのです。
体調が悪くなっていくと人間は、体臭がキツくなったり怒りっぽくなったりします。その細かい変化を感じることができず、疲労がたまっていることも気付きませんでした…。
匂いが感じにくくなった原因は、重度の貧血でした。もともと体質的に生理が重く、毎月フラフラになっていたため、貧血の悪化に気がつかなかったのです。
ワーママ生活の終わり
だるい状態でも、子供たちは自分で自分のことがまだできず、1人で置いておける年齢ではありません。
めまいで日常的にも大変になり、仕事を続けることができなくなりました。
できないことが増えると、気落ちしやすくなります。鬱っぽくならないように、そこからまずは体調を整えることを目的に過ごしました。
半年ほどのんびりした時間を過ごすと、徐々に起きる時のめまいもなくなり、匂いがわかるようになりました。
ここでマメ知識
匂いのない世界というのは、実はとても怖いのです。
・食べ物が腐っていてもわからない
・洗濯物の生乾きがわからず、子供に洋服が臭いと言われる
・ご飯を作っても味を感じないため、味付けが濃くなる
食べ物が腐っていてもわからない場合、食中毒になります。私はアサリの味噌汁にあたりましたT T
洗濯物の生乾きがわからないと、カビが出てきていても気が付きません。味を感じないため、ご飯が業務のようになります。食べることは楽しくないけれど、とりあえず倒れないように口に入れるといった、大変なことが起きていたのです。
匂いがわからないことは、動物的には死を意味します!
消去法で残った在宅ワーク
このような経験をしてから、自分を休ませながら家族をフォローし、家事を妥協せずにお金を稼ぐにはどうしたら良いかを考えるようになりました。
クラウドワークスの存在は以前より認知していましたが、実際に使用したことはありませんでした。一歩踏み出すことがためらわれて、いろいろな求人や業種・勤務形態・時間を見たりして悩みましたが、他に道が見つからず…。
まして以前のように調子を崩せば、また家族に迷惑がかかるので、ついに在宅ワークに踏み出したというのが本音です。
今現在、少しずつではありますが、体力と共に自信も取り戻しつつあります!スキマ時間を使うことで、家のことをおろそかにせず、仕事ができるというのはとてもありがたいです。
ちょっとした時間に案件を確認したり、作業をしたり、家事をしている間に考えてアイデアを出すこともできます。
男女限らずですが、ワンオペで育児を行なっている方は、今の時代多いでしょう。その中で、生活を回すための家事をしながら、自分の時間が取れる人はどのぐらいいるのでしょうか?
仕事でも考えてみてください。外に出て移動する時間、外に出るための身支度の時間などは何をしていますか?
その時間も集めると結構な時間になります。在宅ワークは、その点が気楽です。ちょっとした時間に作業を進めることができ、頭が煮詰まってきたなという時は家事をして気分を紛らわせると、その中で新しいアイデアが思い浮かんだりします。
まとめ
家事というのはキリがなく、名前のない家事って本当に多いなぁ…と改めて感じました。
自分の1日のタイムスケジュールを書いてみて、ビックリです!
みなさんは、24時間の中で自分時間をどのくらい持っていますか?タイムスケジュールを書くのは、結構怖いですが(笑)ぜひおすすめしたいです。
在宅ワークを始めて、時間を無駄にすることがなくなりました。
夫と、家事や育児で揉めなくなりました。
働き方が多様化している今、専業主婦でも在宅ワークを始めることはできます!自分が楽しくできる働き方を、あなたもぜひ見つけてくださいね。
『Cozy Home』
ライター:MIZUsan
アナログ育児実践中のアラフォーママです。気分転換は生地からピザを作ることです。