フリーランスをやっていて「仕事がない」というのは、最大のピンチです。
企業に勤めるのとは違い、フリーランスには何の保証もありません。仕事の依頼がなくなれば、それで終わりです。
フリーランスで働いている人、そしてこれからフリーランスで働こうと思っている人にとっては、まさに一番の恐怖ではないでしょうか。
こんにちは。フリーライターのnakaです。
この記事では、フリーランス歴7年の筆者が、仕事がない時の対処法や備え方を自身の経験を交えてお伝えしていきます。
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フリーランスの「仕事がない!」は誰もが通る道?
フリーランスにとって、仕事がない=収入がないということ。
勤務時間に対する給与ではなく、成果物に対する報酬という形でお金が支払われますから、成果物を出す相手がいないということは収入が途絶えるということなのです。
長くフリーランスをやっている人なら、1度くらいは「次の仕事が決まっていない」「メインの収入が途絶えてしまった」という経験があるのではないでしょうか。
私にもあります!しかもシングルになって子供と4人暮らしを始めたばかりの頃で、あの時は冗談ごとではなく、焦燥の日々を過ごしました…。
フリーランスは、次の依頼があるかどうか確証がないという厳しい世界です。
今のところ「仕事がない」憂き目にあってはいないという人も、これからフリーランスの世界に転身する人も、次の言葉を忘れないようにしてください。
フリーランスに保証はない!!
クライアントの方は、「これから先お仕事は山のようにあるので安心してください!」なんて簡単に言います。でも、それをうのみにしてはいけません。いつでも仕事を切られる覚悟をしておくのが、フリーランスの心得です。
仕事がないフリーランスにできること4つ
仕事がない状態にならないようにするのが一番ですが、何が起こるかわからないのがフリーランスの世界。仕事がない時のフリーランスが取るべき行動は、次の4つです。
クラウドソーシングで急募案件を探す
当サイトでもたびたび取り上げていますが、フリーランスとクラウドソーシングサービスは切っても切れない仲です。
クラウドソーシングというのは、企業とワーカーの間に立つ、お仕事仲介サービスのことをいいます。求人情報誌のオンライン版という感じですね。
登録しておけば、いつでも利用可能。さまざまな業種の中から、自分のスキルと費用対効果を考えながら仕事を選ぶことができます。ねらった仕事が必ずしも手に入るとは限りませんが、当座をしのぐには一番手っ取り早い方法といえるでしょう。
仕事がない時は、急募案件に絞って探すと良いかもしれませんね。
クラウドソーシングにはさまざまな種類がありますが、急場をしのげる単発の案件から継続案件まで、とにかく求人数が多いのはクラウドワークス。
職種も幅広いので、とりあえず登録しておくことをおすすめします。
フリーランスエージェントに頼る
フリーランスエージェントは、クラウドソーシングとは違いエージェントサービスの方からお仕事を紹介してもらう形になります。
業種や報酬額などの条件に合った案件をお知らせしてくれるシステムなので、クラウドソーシングサイトに載っている大量の仕事をチェックするよりも、ある程度は絞り込めるのがメリットですね。
仕事がない時にタイミング良くお仕事を紹介してもらえるとは限りませんが、こちらも登録しておいて、クラウドソーシングサービスと併用すると良いですね。
自治体の生活支援サービスに相談する
オンラインでの仕事探しがうまくいかない場合、住んでいる地域の生活支援サービス等を頼るのも1つの手です。
自分がやりたい仕事が見つかるかどうかはわかりませんが、とりあえず生活のために収入を得るという手段としては悪くありません。アルバイトという形でどこかの企業に雇用してもらう場合、収入は「給与」という形になるので、確定申告の際には間違わないように気をつけてくださいね。
「つなぎ」の仕事をしながらスキルUP!
仕事がない時に急いで探した「つなぎ」の案件が、もしかするとメインの収入になるかもしれません。
最近ではこのような仕事スタイルが増えてきていて、単発のお仕事案件もたくさんあります。
仕事と仕事の間に働く「ギグワーカー」という新しい働き方が、注目され始めています。代表的なのが【UberEats】です!
ですが、今後もう仕事がない状態にならないように、仕事をしながらスキルを磨くことが大事。仕事に役立つ講座を受けてみたり、有利になりそうな資格取得にチャレンジしてみたり、できることはたくさんあります!
フリーランスの仕事がない危機には備えが必要
仕事がないリスクは、フリーランスなら誰にでもあります。そこで生活の危機におちいらないよう、つねに備えておきましょう。
無収入で数ヶ月生活できる貯蓄をキープ
フリーランスとして生活していくなら、ある程度の貯蓄があった方が安心ですよね!もちろん、これは最後の手段。どうしても足りない部分を補うためだけに使いましょう。
貯蓄があるから仕事がなくなっても大丈夫!なんて考えちゃダメですよ。
つなぎの仕事で収入が普段の半分くらいになってしまったり、もしくは仕事が見つからなくて完全な無収入になってしまっても路頭に迷わないよう、仕事がある時には1ヶ月に〇円貯蓄するなどルールを決めておくことをおすすめします。
最低2件はかけもちする
1件が駄目になった時でも、もう1件の取引先があればどうにか食いつないでいけます。たくさんの仕事をかけもちするとスケジュール管理が大変ですが、2件なら何とかなりそうですよね。
たった1件の取引先からの仕事だけを頼りにするというのは、その取引先があなたの生殺与奪権を握っているも同然なのです。次の仕事をもらえなければ、収入を得る手段がなくなってしまいます。
どんなに安定していても、1件だけに頼るのは危険です!
つねに同時進行というわけには行かないかもしれませんが、自分に仕事を回してくれるクライアントとして、最低でも2社はキープしておきたいですね。
人とのつながりを切らない
フリーランスにとって、人脈は財産です。つねにネットワークを広げ、人とつながっておきましょう。
1度仕事を回してくれたクライアントには、必ず「また何かありましたらぜひ」という声がけを忘れずにしておきたいですし、その場限りであったとしても定期的に様子伺いをするなど、できることはたくさんあります。
要するに、自分を忘れられないようにする努力ですね。
その他、ブログやSNSで自分の仕事を(守秘義務を侵さないように)発信していくのも良いと思います。
仕事がない!なんて事態におちいらないよう、普段から人とのつながりを大事にしましょう。
自分に出来ることを増やす
メインの仕事はないけれど、他の仕事ならありそう!というのもよく聞くケースです。
自分に出来ることを増やしておけば、仕事がない時につなぎの仕事を探しやすいですし、取り敢えず生活費のために働くことは可能ですよね。
スキルUPももちろん大事ですが、業種によっては景気に左右されて仕事がないという事態も考えられなくはありません。
そんな時、まったくの畑違いでも出来ることが何かあれば、少なくとも収入を得ることは出来るでしょう。
【まとめ】仕事がない時は必ず来る!?フリーランスなら万全の備えを
フリーランスの仕事は、自由度が高くやりがいがある反面、仕事がないとただの無職というリスクもあります。収入の手段を絶たれてしまったら、と思うと恐怖でしかありませんよね。
そんな最悪のケースを回避するには、普段からの備えが大事!
仕事がない!と焦らなくて済むよう、先々のことをしっかり考えて準備しましょう。
いざ仕事がない時に頼れるのは、クラウドソーシングサービスが一番おすすめです。時間がある時に、クラウドソーシングを介していくつか案件を請け負ってみて下さい。そうすると、仕事がない時にもすぐに利用しやすいですよ。
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管理人:naka
お酒と映画と本をこよなく愛するフリーライター。3児を育てるシングルマザーです。