Webライターは稼げないといわれているけど、やっぱり真実?
Webライターならできそうだけど、やめておいた方が良いのかも……。
と、悩んでいませんか?
こんにちは!【CozyHome】のnakaです。
今回は、稼げないといわれているWebライター代表として(?)Webライターという仕事の金銭面やメリットデメリットをお伝えしたいと思います。
Webライターは稼げない……。
実際、Web関連の仕事の中では稼げないというレッテルを貼られても仕方がないくらい、Webライターは収入の幅が大きいです。そして、稼げない方にかなりかたよっています。
そんなWebライターの仕事を、これからやる価値なんてある?
そう思っている人は、ぜひこの記事を最後まで読んでください。
読めば納得!Webライターが自分に合っているかどうか、きっとわかります。
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Webライターの平均年収は300万円程度
Webライターの年収は、平均にして300万円ほどといわれています。
仮に、年収300万円のうち経費を3割とした場合、税金や保険料を差し引いた手取り額は約255万円。月収に換算すると21万2,500円です。
確かにこれは少ない!
まともにやってこの年収なら、Webライターは稼げないといわれても仕方がありません。
「稼げない」どころじゃない、稼げなさすぎです!
ただし、この平均年収には副業でやっているWebライターの収入も含まれています。
Webライターは、プチ収入目的の副業フリーランサーに人気の職種です。
月に5万~10万円の収入でOKなWebライターが多いため、結果的に平均が下がっているという見方もあります。
Webライターが稼げないといわれる理由
Webライターの平均年収は約300万円。いったいなぜこんなに「稼げない」のか、理由を解説します。
報酬が安いから稼げない
第一に、Webライティングの仕事に対する報酬が安いという理由。
Webライティングの単価は、たいてい1文字×〇円で計算されます。仮に1文字1円なら、5,000文字書いて5,000円です。
どの業界にも、適正価格・相場というものがありますが、Webライティングに関してはありません(多分)。
1文字0.1円(10,000文字書いて1,000円)なんて、珍しくないんです。
ブラック案件が多すぎて、しかもそれが常態化しているWebライティング業界……。
これでは、Webライターは稼げないといわれるのは当たり前ですよね。
誰でもなれるから稼げない
Webライターには、誰でもなれます。
資格はもちろんのこと、特別な勉強をする必要もありません。
Webライターは稼げないといわれる理由の2つめは、ここにあります。
↓ クライアント事情 ↓
仕事を発注する側としては、どのくらいのスキルがあるかわからないライターに大金を使うことはできません。
スキルや資格などが目に見えにくいので、結果的に報酬相場が低くなる傾向はあります。
ただ、初心者が多いからと単価をギリギリまで下げる悪質なクライアントも少なくありません。
需要が減り気味だから
Webライティング自体の需要がない、もうオワコンという説もあります……。
確かに、数年前と比べて動画やSNSからの情報収集が増えてきていますよね。
クラウドソーシングの案件を見ても、動画編集やYouTube広告のイラスト、SNS運用などが増えています。
文字を読むよりも、目で見て耳で聞く方が受け入れられやすくなっているということでしょうか?
なんだかさみしいなぁ~と思いつつ、それが現実だから仕方がないと言い聞かせる今日この頃……。
稼げないけど(?)Webライターにはメリットもある
Webライターの仕事には、もちろんメリットもあります。稼げないといわれるWebライターにいったいどんなメリットがあるのか?詳しく見ていきましょう。
まったくの初心者でもできる
Webライターは、日本語の文章を読み書きできる人なら、誰でもなれます。
Webライティングならではのコツはありますが、それは後から身についてくるもの。
IT関連やWebデザイナーといった職種と違い、Webライターの仕事をするためのスキルや経験は、初めはなくても大丈夫なのです。
スキルをみがけば稼げるようになる
Webライターは、Webライティングができるようになるための勉強をするというより、仕事をしながらワザを吸収する系の職種。
右も左もわからない状態から始めても、真面目にやっていけば自然とスキルが身につきます。
完全な素人でも、やっているうちにそこそこ稼げるようになっちゃう♪
(経験談)
えり好みしなければ仕事がたくさんある
オワコンなんていわれていますが、Webライティングの案件はクラウドソーシングの中でもかなり多い方です。
需要が全然ないわけではないんですよね。
スキルを必要とする高単価案件は、魅力的ではありますが、募集の数が少なく競争率が激しいというデメリットがあります。
どんなに好条件の案件でも、実際に仕事を受注できなければ収入にはなりません。
その点Webライターは、仕事自体はたくさんあるというところがメリットです。
稼げないWebライターを卒業する方法
稼げないWebライターよりも、稼げるWebライターに!ということで、稼げないWebライターを卒業する方法を3つに分けてお伝えします。
SEOを勉強して高単価案件を獲得する
SEO=検索エンジン最適化。
つまり、特定のワードで検索されたときに上位表示されるコンテンツを作成する技術です。
SEOの知識と技術は、Webライターをやっていくにあたり大きな強みになります。
SEOに詳しいライターは高単価の案件を受注できる確率が上がるので、稼げないWebライターを卒業するなら絶対に身につけておきたいスキルです。
企業ライターになる
直に業務委託契約を結んでもらえる企業ライターになると、仕事が安定します。
クラウドソーシングなどで仕事を受注するよりも単価が高く、手数料が発生しないところも大きな魅力です。
クラウドソーシング経由で仕事を受けると、手数料として10~20%差し引かれてしまうんですよね。頑張って働いても、報酬全額を受け取れないところが難点……。
私自身、企業ライターとして契約させてもらっているクライアントさんがいますが、やっぱり仕事しやすいなと思います。
業務委託契約を結んでくれるクライアントは、クラウドソーシング経由ではなかなか見つからないので、フリーランスエージェントを利用するのがおすすめ♪
上流工程に関わるライターになる
依頼通りの記事を作成するWebライターは稼げないことも多いですが、その上のポジションは比較的報酬が高めです。
上流工程の仕事には、主に以下のようなものがあります。
Webライターの仕事というのは、構成者が作った記事の土台に沿って文章を書くだけの、いわば下請けです。
下請け仕事が稼げないのは、もはや言わずもがな。
スキルを身につけて上流工程に関わることで、稼げないWebライターを卒業することができます。
Webライター「あるある」な困りごと
稼げない、ショボい仕事と思われがちなWebライターですが、それなりに困りごともあるんですよね!Webライター仲間や当サイトの読者から寄せられた「Webライターならでは」の困りごとを紹介します。
コスパが悪すぎる案件
いや、これホント、ひどい案件ってあるんですよ……。
PTAのベルマーク収集係と同じくらい悪質な労働力搾取と思える案件が、Webライティング系にはたくさんあります。
30分なりのお試しオンライン講座を視聴して、レビューを書いて100円の報酬とかね。しかも、その後でLINEのID聞かれたり、通常講座の登録を迫られたり……。
Webライティングの仕事を受注するときは、時給換算にして〇円以上の仕事だけ!と線引きすることをおすすめします。
コピペ率が上がっていく
似たジャンルの記事作成ばかり請け負っていると、コピペ率がだんだん高くなるというデメリットもあります。
自分が書いた文章でも、投稿しているサイトが違えばコピペになります。
つまり、今回A社で書いた美容系記事と以前B社で書いた美容系記事とがすごく似ている場合、どっちも自分で書いているのに後から書いた方がコピペ判定されてしまうっていうこと。
複数のクライアントと仕事をするときは、できるだけ違うジャンルの記事を書いた方が良いですよ!
クライアントによって言うことが違う
これも、複数のクライアントと仕事をしているときの「あるある」な困りごとです。
当然といえば当然なんですが、うまく切り替えて対応していかないと、納品後の修正に追われることになってしまいます。
例えば、A社メインで仕事をしていて、ときどきB社の仕事を請け負うスタイルだと、B社の担当者から「全体的にもっと温度を上げてください」なんていわれちゃう^^;
以前、Webライティングの基本である「結論⇒根拠」の流れで書いた記事を提出したところ、クライアントから「この流れは硬すぎるからやめてほしい」といわれたことも……。
スキルのないライターだと思われるのはもったいないので、こういうときは1回で完璧に修正しましょう。
ついでに、「これまで〇〇な文体の仕事が多かったのでクセになっていました。次からは気をつけます」的なメッセージを伝えておいても良いかもです!
真面目に向き合いすぎると仕事がなくなる(笑)
Webライティングっていうのは基本的に正解がない世界なので、良かれと思っていったことが相手の機嫌を損ねる結果になりやすいです。
もちろん、改善や訂正を「教えてくれてありがとうございます」といってくださるクライアントもいます。
でも、いちいち面倒くさいライターだなと敬遠されるリスクもあります……。
クライアントの利益を考えて仕事をするのは良いことですが、相手によっては「言わぬが花」であることも多いですよ。
下請けのWebライターにエラそうなこといわれたくない!というクライアントがいるのは、仕方ないです。にんげんだもの……。
稼げないといわれるWebライターだけで食べていける?
稼げない、そしてちょっぴり面倒くさいWebライターの仕事。本当に、Webライターだけで食べていけるようになるのでしょうか?
好条件の案件に恵まれれば稼げる
結論からいうと、Webライターの仕事だけで稼ごうと思えば稼げます。
単価が高い仕事をメインに、単価が低くても簡単な仕事をサブに置いておくと、メリハリがついて仕事がしやすいです。
一時的に依頼が途切れても、仕事がなくなることはありませんしね。
今のところ私は、文字単価4円の案件+2円の案件+1.5円の案件+自分のサイトという感じで仕事をしています。
ポイントは、いかに好条件の案件を獲得するか。
Webライターの仕事はクラウドソーシングにいろいろ載っていますが、単価が低い案件が多く手数料も発生するので、がっつり稼ぎたい人にはあまり向いていません。
Webライティング案件が載っているフリーランスエージェントで仕事を探すか、お気に入りのWebサイトの採用情報をチェックするのがおすすめです!
仕事をしながら「発信」する
Webライターの最終的な目標として、おすすめしたいのがWebサイトやブログです。
というのも、Webサイトやブログに広告を貼ってそこから収益が生まれることで、不労所得が得られるからです。
依頼されて書くものではないため、仕事がなくなることはありません。
Webライターとしての仕事があるうちに、いずれ自分のサイトやブログだけで食べていけるよう、コツコツと下準備をしておきましょう。
別分野を視野に入れるのも◎
Webライターの仕事で得た知識を、別な分野で活かすのも1つの方法です。
Webライティングは、依頼されたテーマに沿ってネットリサーチをして書くことの繰り返し。そのため、さまざまな分野の知識を身につけやすいというメリットがあります。
美容系の記事作成をしながら勉強をして、サプリメントやスキンケアのアドバイザーになったり、IT系記事がプログラミングの勉強をするきっかけになったり……。
Webライターだけでは稼げないと心配な人は、思い切ってWebライティング以外の世界に手を伸ばしてみるのも良いでしょう。
【まとめ】Webライターは稼げないわけじゃない|素人でも高年収を目指せる仕事!
残念ながら、どんなに頑張ってもWebライターの仕事は稼げないこともあります。
フルタイムで取り組んでも、初めの1~2年は月収にして20万円もいかないかもしれません。
ですが、誰にでもできる仕事だからこそ、すべての人にチャンスがあるということ。ある意味、欲さえあれば素人からでも高収入を目指せるんです!
興味がある人や、在宅ワークをしたいけどこれといった経験もスキルもないという人は、試す価値がある仕事ではないでしょうか?
『Cozy Home』
管理人:naka
お酒と映画と本をこよなく愛するフリーライター。3児を育てるシングルマザーです。
依頼された記事の構成が、SEO丸無視だったから、遠回しに改善案を提案してみたら、次から依頼がこなくなった。