クラウドワークスには悪質クライアントが多いって本当?
クラウドワークスに興味はあるけど評判を聞くとちょっと不安…。
と、困っていませんか?
結論からいうと、クラウドワークスには確かに悪質なクライアントが潜んでいます。
ですが、それはクラウドワークスに限ったことではなく、どんなクラウドソーシングサイトでも一緒です。
クラウドワークスでは、受注者としても発注者としても利用経験がある私が、クラウドワークスの悪質クライアントについて解説します!
大事なのは、悪質クライアントを見極める目と、悪質クライアントを排除する方法を身につけること。
それさえできれば、クラウドワークスの悪質クライアントなんて怖くありません!
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クラウドワークスの三大悪質クライアント!
早速、クラウドワークスの悪質なクライアント例を見ていきましょう。こんなクライアントには要注意です!
支払いなしでいなくなるクライアント
最大級に(?)悪質なのは、依頼されたものを納品した後に消えてしまうクライアント。
これは許せないですよね。
ただし、ワーカーとクライアントの間で契約が成立しており、さらに仮払いまできちんと済んでいれば、報酬支払いの救済措置はあります。
未契約で仕事を請け負ってしまったら、もうOUTです!
報酬の支払いに条件をつけるクライアント
募集から採用まではいたって普通、報酬単価も悪くなく、メッセージも丁寧で親切!
なのに、仕事の説明を聞いてみると「10,000円以上から報酬をお支払いします」と、思わずズッコケたくなることをいいだす悪質クライアントもいます。
そして、報酬の合計が条件に満たないうちにワーカー側から辞めさせようとするケースも多数!
報酬の支払い条件に納得して契約を成立させてしまうと、途中でどんなに悪質な対応をされても、ワーカー側はどうすることもできません。
9,000円まで稼いだとしても、後1,000円の仕事ができなければ報酬は0円です…。
募集案件とは違う仕事に誘うクライアント
魅力的な優良案件で応募者を集め、お断りメッセージにさらっと「今回のお仕事は募集終了してしまいましたが、別な案件もあります!」と書いてあるケース。
メッセージの最後に「詳しくはこちらをご覧ください」なんて書いてあって、URLが添えられているんです。
そこをクリックすると、LINEにつながるという仕組み。
ここまでくると想像できると思いますが、もちろん仕事の案内ではありません。
登録したことがないので詳しくはわかりませんが、オンラインのセミナーなどに誘って、さらに有料の研修会やサービス購入につなげていくんだと思います。
これは、クラウドワークスのガイドラインに違反している、明らかに悪質な案件です。
クラウドワークスのちょっと悪質なクライアント
明らかに違反ではないけれど(だからこそタチが悪い)、こんな悪質行為をするクライアントも!初心者さんは、特に注意が必要です。
トライアルだけを繰り返すクライアント
激安の単価で大勢にテスト納品をさせ、最終的には全員不採用で終わらせるクライアント。
悪質ですよね~!!
ただし、クラウドソーシングのようなお仕事マッチングサイトは、採用する人のスキルを確かめるためにトライアルを依頼するのはよくあることなんです。
問題なのは、安い出費で成果物を手に入れようとたくらんでいる悪質クライアントが混じっていること。
実際に、テストでは不採用になったのに納品したものを使われていたというケースもあります。
あまりにも安い単価で工数の多いテストを課された時は、慎重に検討しましょう。
仮払いをせずに仕事をさせようとするクライアント
ワーカーのタダ働きを阻止してくれる、心強いシステムが仮払い。
しかし、ここをスルーして仕事をさせようとするクライアントが一定数います。
悪質なのかどうなのか、見極めが難しいんですよね。成果に応じて最後に報酬を変更したいので…なんていってくるクライアントもいますから。
実際に私が出くわしたクライアントに、こんな人がいました。
クラウドワークスのシステムでは、仕事の途中でも納品の後でも契約金額を変更することができます。
もちろん、契約が終了した後に追加報酬を支払うことも可能です。
なので、このクライアントがいっていることは変なんです!
でも、いわれるがまま、仮払いなしで仕事をスタートさせてしまうワーカーもいるかもしれませんよね…。
仮払いをしてもらわずに仕事を進めていたとしたら…?その後どうなったかは、今ではわかりません。ただ、そのクライアントから継続の依頼がくることはありませんでした(笑)
商品購入の立て替えを依頼するクライアント
商品レビューのライティングは、初心者向けとして人気がある案件です。
ただし、商品の購入やサービスの登録がセットになっている案件には注意してください。
「報酬支払の際に経費をお支払いします」というクライアントもいますが、それが本当かどうかはわかりません!
もちろん、かかったお金をきちんと払ってくれるクライアントもいると思います。でも、もしその中に悪質クライアントが混じっていたとしても、契約時にはわからないんですよね…。
大丈夫かもしれないけど、大丈夫じゃないかもしれない。
そんなクライアントは、避けた方が無難です!
これは悪質?クラウドワークスにいる困ったクライアント
悪質クライアント認定するほどではないものの、これは困るな…というクライアントさんも。3つの例を見てみましょう。
不安になるほどレスポンスが遅い
これは、本当に困りものです…。
メッセージに対する返信が3~4日くらい空いてしまうと、なんとなく不安になってしまいますよね。
とはいえ、ワーカー側から返事を催促するのは気が引ける…という人も多いのではないでしょうか。
応募に対する返信がない時は、縁がなかったと思ってスッパリあきらめましょう。お断りメールを応募者全員に送るクライアントばかりではありません。
実際に私が体験したケースでは、1つの仕事を終わらせて報酬確定するまでに1ヶ月以上かかったことがありました。
どんなに条件の良い仕事でも、お付き合いしやすいクライアントでも、これはちょっと疲れるというかなんというか…^^;
募集ページの「応募人数」や「契約人数」が多かったり、クライアントページの「募集中」の仕事が多かったりすると、担当者の手が回らずレスポンスがすごく遅いことがあります。
返信がなくて不安になった時は、そのあたりをチェックしてみるのもおすすめです。
単価は安いのに修正依頼が多い
相場よりも単価が低い案件は、初心者・未経験者OKというケースが多いです。
なのに、何度も何度も修正の依頼がくる…。
これでは、どんどんコスパが悪くなってしまいます。
パーフェクトな仕上がりを求められるのは、プロ向けの案件。低単価で依頼をするなら、内容もそれなりに妥協するべきですよね。
安い仕事だからって、適当にやって良いというわけではありませんよ!
ですが、低単価なのに納品物のハードルを高く設定するクライアントとは、その後のお付き合いを考えた方が良いかもしれません。
クラウドワークスの悪質クライアントにだまされないための対策
相手がどんなクライアントでも、できればトラブルは避けたいところ。悪質クライアントにだまされないための事前対策を、3つにまとめました。
クライアントの経歴をチェックする
一番初めにできることは、クライアントの経歴・実績・評価などをチェックすることです。
登録したばかりで募集実績がないクライアントと仕事をする時は、相手がどんな人でもきちんと対処できるよう、気を引き締めて!
また、契約成立後に辞退されていることが多いクライアントの仕事は、多くのワーカーが仕事の途中で「このクライアントとは付き合えない」と判断したということです。
ワーカーが手厳しいコメントを残していることもあるので、評価はすべてチェックしておいた方が安心です。
仮払い前は何があっても仕事をしない
これは、ワーカーにとっても鉄則です!
どんなクライアントの仕事でも、仮払いの前に仕事を始めてはいけません。
仮払いなしで仕事を請け負った場合、結果的に報酬を受け取れなかったとしても、それは自業自得と見なされます。
仮払いしてよー!とクライアントをせかすのは気が引けるかもしれませんが、仕事は仕事。
そこはシビアに、しっかり要求しましょう。
「仮払いをお願い致します」
「仮払いをお待ちしています」
これで逃げてしまうクライアントは、初めからお金を出す意思がなかったと思って切り捨ててください。
さっさと見限って、次の応募に進みましょう!
クラウドワークスの悪質なクライアントを撃退する方法
どれだけ気をつけていても、違法レベルの悪質クライアントは存在します。
そんなクライアントを撃退する方法は、主に3つ。
どんなに悪質なクライアントがいても、契約をしなければ被害には遭いません。
これは変だぞ?と思ったら、契約をせずに(または途中辞退して)後は放っておけば良いのです。
さらに「おかしいな」と感じたメッセージや仕事内容を、クラウドワークス運営に報告しましょう。
クラウドワークスのサイト内にある「みんなのお仕事相談所」という掲示板で、こういうクライアントがいたのでみなさんも気をつけて!とお知らせすることもできます。
悪質クライアントの被害にあったらクラウドワークスを頼ろう
違法レベルの悪質なクライアントの被害に遭った時、ワーカー側に落ち度がなければ、クラウドワークスが助けてくれます。
もし検収期間を過ぎてもクライアントから連絡をいただけず、
https://crowdworks.jp/
また検収を行っていただけない場合には、
事務局からクライアント様へ連絡を行っております。
※事務局からクライアントへの連絡後も引き続きご返信がいただけない場合には、利用規約に従い事務局側で検収のお手続きを進めることを検討しております。
大前提として、契約が成立していることと、仮払い後の仕事であることが条件です。
契約・仮払いとしつこくいってしまいますが、これはワーカーに対する報酬の保証のようなものですから、本当に本当に大事なんです!!
契約や仮払いの前に、うまいこと話に乗せられて仕事をしてしまった…というのはダメですよ。
また、クラウドワークスに報酬の支払いを依頼する前にも、自分でできることはしておきましょう。
それでも連絡がとれなければ、クラウドワークスに報酬の支払いを申請してください。
面倒な手続きをするくらいなら、1件分の報酬はあきらめよう…。と思う人もいるでしょう。
それはそれでOKです。
ですが、そういうワーカーがたくさんいれば悪質なクライアントは野放しになり、出費ゼロで多くのワーカーの労力を搾取することになるんです!
取るものはしっかり取って、悪質なクライアントをクラウドワークスから追放しましょう!
在宅ワークで稼ぐならクラウドソーシングを併用しよう
悪質なクライアントに振り回されていると、肝心の仕事が進まず収入も伸びません。そこでおすすめなのは、クラウドワークスと他のサービスを併用することです。
クラウドワークス+ランサーズ
ランサーズは、クラウドワークスよりも歴史があるクラウドソーシングサイトです。
ガイドラインもより厳しく設定されており、ワーカーに対するサポートも手厚いところがメリット。
例えばランサーズでは、以下のことが禁止されており、違反すると一般募集の一覧には案件を載せてもらえません。
その他、ランサーズ運営が「悪質な案件」と判断したものは、基本的に一般募集からはじかれます。
ワーカーの目にとまるのは、ランサーズが許可した募集のみということになるんですね。
登録したばかりのワーカーにとって、これほど心強いことはありませんよね!
クラウドワークス+クラウディア
クラウディアは、クラウドワークスやランサーズのような超大手ではなかなか仕事が決まらない…という人におすすめ。
初心者向けの仕事が多い他、在宅のテレアポや覆面調査など他サービスでは見られないレア案件が載っています。
ただし、募集数自体はかなり少ないため、クラウディア単体で収入を安定させるのはちょっと難しそうです。
クラウドソーシングのCraudia(クラウディア)クラウドワークス+ココナラ
ココナラは、仕事に応募をするのではなく、自分からスキルを出品するスタイルのお仕事プラットフォームです。
応募と不採用が続くと、当然ながら収入はゼロですしメンタルもへこみますよね。
ココナラなら、IT系ワークから占い・恋愛相談・愚痴聞きといった個性的なサービスまで、オンラインで売ることができます。
クライアントに仕事をもらうスタイルのクラウドワークスと、出品したスキルやサービスを買ってもらうココナラ。
両方に登録しておくと、良いバランスで仕事ができそうですね。
知識・スキルの販売サイト【ココナラ】【まとめ】悪質クライアントに負けずに在宅ワークで稼ごう!
登録企業も登録ワーカーも国内最多のクラウドワークスですが、その分、悪質クライアントがもぐりこみやすいというデメリットも持っています。
それを完全にふせげるのは、1人1人のワーカーです。
あやしいクライアントは相手にしなければ良いし、違反行為をされたら運営にどんどん報告すれば良いんです!
だまされてくれるワーカーがいなくなれば、悪質クライアントは姿を消すはず。
仕事が見つかるクラウドソーシングをいくつか併用すれば気持ちに余裕ができ、ワーカー自身がクライアントを選べるようにもなるでしょう。
悪質クライアントには負けず、在宅でバリバリ稼いじゃいましょう♪
『Cozy Home』
管理人:naka
お酒と映画と本をこよなく愛するフリーライター。3児を育てるシングルマザーです。