国内最大手のクラウドソーシングサービスといわれるクラウドワークス。
人気がある一方で「やめたほうがいい」「稼げない」という評判があるのは、いったい何故なのでしょうか?
こんにちは!フリーライターのnakaです。
在宅ワークをするならまず登録しておくべき!といわれるクラウドワークスですが、やめたほうがいいという声も結構耳にしますよね。
どうして、クラウドワークスは「やめたほうがいい」といわれているのか?
稼げないという評判がある理由は?
クラウドワークスで受注も発注も経験しているフリーライターの筆者が、「クラウドワークスはやめたほうがいい!」という評価の理由に迫ってみたいと思います。
※一部アフィリエイトを含む広告を使用しています。
クラウドワークスはやめたほうがいい理由3つ
いったいなぜ、クラウドワークスはやめたほうがいいといわれるのか。まずはその理由に迫っていきましょう。
利用者が多く好条件の仕事にありつけない
クラウドワークスは、登録ワーカーが400万人以上もいるクラウドソーシングです。
当然、1つの仕事に対する応募数が多く、それが高単価の優良案件であればあるほど競争率が高くなります。
大量募集や未経験者OKの募集もたくさんありますが、単価が安すぎてまとまった収入にはつながらないのが現実…。
募集案件はたくさんある。でも期待していたような収入にはならない。
本気で稼ぎたいならクラウドワークスはやめたほうがいい!という声が出るのは、それが理由です。
人気がある反面、登録者数が多すぎて思うように稼げないというデメリットがあるんですね。
悪質なクライアントがいる
クラウドワークスは、ワーカー登録者数と同じく登録企業も国内最多級です。
受注も発注も登録は無料で、オプションで本人確認制度などがあるだけ。つまり、個人でも簡単に「クライアント側」として登録できてしまうのです。
悪質なクライアントに対する通報システムなどはあるものの、実際に完全排除することは難しく、金銭・契約トラブルに発展してしまうケースもあるようです。
私自身、腹立たしい思いをしたことはあります。そういうケースが続くと、「クラウドワークスやめたほうがいいよ!」といいたくなるのもわかる…。
手数料が高い
クラウドワークスは登録は無料ですが、契約成立して仕事を終えて報酬が確定する際に、クラウドワークス側に支払う手数料が発生します。
これが、なんと報酬の20%!
消費税も差し引かれるため、例えば3,000円の契約だとワーカー受け取り金額は2,340円になります。
安全な仲介をしてくれている以上、こればかりは仕方がないことではありますが、手数料の20%は痛いなぁ~と感じているワーカーは決して少なくありません。
クラウドワークスはやめたほうがいいといわれるのは、この点にも原因がありそうです。
クラウドワークスで稼ぐコツは?
ではここから、クラウドワークスのデメリットを回避する方法を紹介していきます。まずは、単価問題から!
仕事探しに時間をかけない
仕事を探して応募をするだけでは、1円の稼ぎにもなりません!
クラウドワークスで仕事を探す時は、ジャンルはもちろんのこと、単価などの条件を3~4つほど決めてから募集案件を表示しましょう。
ヒットした案件を確認したら、できそうなものにどんどん応募!
条件にこだわりすぎたり応募に慎重になりすぎたりすると、結果的に働く時間が減ってしまいます。
簡単すぎる仕事は受けない
初心者のうちはついつい「未経験者可」「初心者歓迎」というワードが目に入りますが、その中でも「〇〇円以下の仕事は取らない」とラインを決めましょう。
すぐに終わる仕事を次々受注していると、たくさん働いている気分になりますよね。
そして1ヶ月が過ぎ、まとまった報酬額を確認するとあまりの安さにがくぜんとしてしまう…というケース。
クラウドワークスはやめたほうがいいと思ってしまうのも、これでは仕方がないですよね。
費用対効果がわからない時は、ざっと時給換算してみるのがおすすめ。
高望みしすぎない
たくさん稼ぎたい!と思うあまり、上級者向けの高単価案件にばかり目を向けるのも考えものです。
これでは、結果的に稼ぐどころではなくなってしまいますよね。
簡単すぎる仕事では稼げませんが、好条件すぎる仕事もまた、稼ぐのが難しいのです。
クラウドワークスはやめたほうがいい!という口コミは、このバランスをうまくつかめなくて困っている人からのものが多いかもしれません。
逆をいうと、自分のスキルに合う及第点の案件を探すことに慣れさえすれば、意外とサクサク稼げるようになりますよ^^
クラウドワークスの悪質なクライアントの特徴
クラウドワークスには悪質なクライアントが多いからやめたほうがいい…というのも、よく聞く話。実際に私が遭遇した、ちょっとイヤなクライアントの例を紹介します。
テスト納品だけを集めるクライアント
クラウドワークスをはじめ、クラウドソーシングサービスで仕事を請け負う際に、よく「テスト納品」というものがあります。
履歴書の提出や面接がないオンラインのやりとりにおいて、テスト納品が一番わかりやすい判断基準になりますからね。
ただし、正規の報酬よりもずっと安いテスト納品を利用する悪質なクライアントもいるので要注意!
ワーカー側は、採用されたい一心で頑張ってテストに挑みますよね。
ですが、上記の注意点に引っかかるところがあれば、よくよく検討してから受注してください。
結果は不採用だったのにテストで提出したものが使われている、というケースも実際にあるんです!
無報酬で仕事をさせようとたくらむクライアント
クラウドソーシングには、クライアントとワーカーの間で契約をした後、クライアントによる報酬の前払いが行われます。
ワーカーが報酬を手にするのは仕事が完了した後ですが、報酬の仮払いをしてもらうことで、安心して仕事に取り組めるというわけです。
ところが、この「仮払い」をスルーして仕事をさせようとするクライアントが一定数いるので要注意!
ワーカーの側からは、なかなか「仮払いしてください」とはいえないですよね。
ですが、仮払い前の納品は報酬未払いというサイアクなことになっても、自業自得として扱われます。
悪質な詐欺に遭ってしまったら、クラウドワークスはやめたほうがいいと言いたくなるのも当然ですよね。
自社セミナーなどに誘うクライアント
最近は減ってきたかもしれませんが、一時期「月収30万円超え!稼げる在宅ワークのセミナーに参加しませんか?」的な、ナゾとしか言いようのないメッセージをよこす企業もありました。
掲載されている募集自体は怪しくも何ともなく、健全で安全で良さそうな案件。
なかなか条件の良い仕事だと思って応募をしてみると、LINEのIDを聞かれたりオンラインのセミナーについての返信がくるんですね。
セールスコピーのスペシャリストが書いているようで、なかなか魅力的な文章なんです。これは別で、クラウドワークスで募集しているのかな?なんて思ったりして(笑)
クラウドワークスはやめたほうがいい!という人の中には、こういったナゾのセミナーに引っかかってしまった苦い過去があるかもしれません。
クラウドワークスの手数料は高いのか低いのか
次に気になるのは、クラウドワークスのシステム手数料です。報酬の20%は、やはり高いのでしょうか?
システム利用料20%は相場
結論からいうと、報酬から20%を手数料として差し引かれるのは、決して高くはありません。
クラウドソーシングサービスの利用手数料としては、相場といって良いでしょう。
ただ、最近では手数料が20%以下または0円(運営会社orクライアント負担)というサービスも増えてきました。
クラウドワークスやランサーズがサービスを開始した頃は普通だった手数料20%が、今では「高い」というイメージになってしまっているんですね。
手数料が安いクラウドソーシングサービス
極端に高いわけではない、クラウドワークスのシステム利用料。
でも、報酬から差し引かれる手数料は安ければ安いほどありがたいですよね。
大手のクラウドソーシングサービスで、手数料が安いのはこちらの3社です。
クラウドソーシングサービスは、近年どんどん増えてきています。
クラウドワークスにこだわらず、自分にぴったりのクラウドソーシングを探してみるのも、1つの方法ですよ!
クラウドワークスと併用できるおすすめサイト
最後に、クラウドワークス以外のおすすめクラウドソーシングを紹介します。
ランサーズ
ランサーズは、国内初のクラウドソーシングサービス。
24時間365日受付の相談窓口があり、ワーカーに対するサポートが手厚いところが魅力です。
プロジェクトと呼ばれる一般募集とは他に、業務委託形式の求人ページも充実。時給制や月給制で働きたい人にも、使い勝手が良いサイトです。
登録したての初心者が好条件の仕事を受けるのは難しいので、まずは簡単な仕事で実績を作るところから始めましょう。
クラウドソーシング「ランサーズ」ココナラ
クラウドソーシングで仕事を探しつつ、スキルマーケットを利用してサービスの買い手がつくのを待つのもおすすめ。
国内最大級のスキルマーケットココナラでは、Webサイト制作やデザイン、ライティング、動画撮影や編集、電話での愚痴聞きなど、ありとあらゆる特技・知識を出品することができます。
人気出品者になるまでにはいろいろな工夫が必要ですが、しっかり準備をして質の高いサービスを提供すれば、リピーターがつくようになるでしょう。
クラウディア
クラウディアは、クラウドワークスに比べると案件数は少ないものの、登録ワーカーもそれほど多くないため、競争率が低いという魅力があります。
これは、大手のクラウドソーシングでは不可能なメリットですよね。
IT系やWebライティングのようなスキル・経験が必要な案件ばかりではなく、在宅テレアポのような初心者でもチャレンジできる案件も多数。
登録すると、スキルにマッチする仕事の案内が定期的に送られてきて、思いもよらない好条件の仕事に出会う可能性もあります。
【まとめ】クラウドワークスはやめたほうがいい?まずはデメリットを回避!
クラウドワークスはやめたほうがいい!という声があるのは事実。
登録企業もワーカーも国内最多数のサービスですから、良い意味でも悪い意味でも幅が広く、上手に利用できない人ももちろん出てきます。
ですが、募集案件数が国内最多数であることも、1つの事実です。
どうしても仕事が見つからない…と悩んでいる人には、便利なサービスであることは間違いありません。
上手に利用するコツさえつかめば、クラウドワークスは「やめたほうがいい」どころか「絶対登録したほうがいい」になるはず。
まずは登録して、様子を探るところから始めてみませんか?
『Cozy Home』
管理人:naka
お酒と映画と本をこよなく愛するフリーライター。3児を育てるシングルマザーです。